いぢわる兄は同級生







パタ‥‥パタ‥‥パタ。



シーンとした夜の校内に、あたしたちの足音だけが響く。




電気のついてない廊下は予想以上に真っ暗で、目が慣れてないせいもあるのか、全くといっていいほど視界が不安定。



大地先輩が照らす懐中電灯の明かりだけが頼りだった。





「夜の学校って案外雰囲気あるね」



「‥‥‥‥昼間と全然違いますよね‥‥」



「‥‥‥‥‥」




一方、大地先輩との会話も途切れ途切れで‥‥何か話題を見つけては話すも、なかなか続かない。




夜の学校は不気味だし‥‥空気は気まずいし‥‥早く戻りたいな‥‥。




真っ直ぐと廊下を進むと、突き当たりの階段へと到着する。