「あれ〜、嫌なの?」
とにやける雅。
「えっ、え?」
「兄妹とはいえ、義理の兄妹なんだし?そうなってもおかしくないよね〜」
「なっ、ちがうよ///」
絶対に雅、勘違いしてるし!!
「顔赤いよ?桃子ってほんと可愛いーっ♪あたし気に入っちゃった」
と嬉しそうにする雅。
だからちがうのに〜(泣)。
結局誤解が解けないまま、先生が入ってきて、水樹もどこからか帰ってきた。
あたしも前を向いて、先生へ視線をやる。
どうやらあたしたちの担任は、40前半の男の先生。
いかにも、体育会系って感じ。
出席をとると、水樹の名前を呼んだときだけ女子の声がざわついた。
そんなことは気にもせず、だるそうに返事をする水樹。


