「キャプテンがいるなら放っておけねぇしな‥‥」
キャプテンが‥って‥‥。
それはどういう意味と怒りたくなったが、今はそれどころじゃない。
「でも、先生達もういねぇみたいだけど‥‥」
「え、じゃあ鍵は‥‥?」
「ない」
「‥‥そ、そんなぁ‥‥‥」
せっかく水樹が来て、ココから出れると思ったのに‥‥鍵がないんじゃ‥‥意味ないよぉ。
再び肩を落として落ち込むと、ドアの向こうで水樹のため息が聞こえた。
「ったく、しょうがねぇな。おい、もー子」
「な‥‥なに?」
「キャプテンと一緒にドアから離れろ」
「‥‥‥へ?」
「いーから早く。あ、これでいーや」
「?」
なにがなんだか分からないまま、言われたとおり後ろに下がる。
ガヂャンッ───!!!!!


