いぢわる兄は同級生






しかし、冷静になって考えると‥‥



「あ‥‥あたし携帯、鞄の中‥‥」




そして、その鞄は部室にあるわけで‥‥。




「きょっ‥‥きょえーっ‥!!」



‥‥こ、今度こそ終わった‥‥‥‥。





「いや、桃子ちゃん。俺、携帯あるよ?」




「‥‥‥‥‥///」





一人で勝手にパニクって、暴走して、絶叫して‥‥。



先輩の一言でそんな自分が恥ずかしくなって、また一人で赤面した。




その横で、先輩はおもむろにポケットから携帯を出す。



その動作と同時に‥‥




〜〜〜♪


突然鳴り響く先輩の携帯。




「わっ‥‥あ、栄介だ!ちょうどいいや、コイツに助けてもらおうぜ」




どうやら電話の主は栄介くんらしく、その言葉に少しホッとした。