いぢわる兄は同級生







「なになに!桃子ちゃんもマネージャーやるの?」



そんなあたしたちの後ろからピョコッと顔を出したのは、いつの間にかいた栄介くん。



「う、うん‥‥っ」



「てか、いたのあんた」



相変わらず栄介くんには、そっけない雅。


でも、慣れているのか栄介くんはなんともない様子。



「ついさっき来た。てか、水樹くんがさ、さっき3組の前で昨日の子と話してたんだけど‥‥どういうこと?」



「どういうことって‥‥そういうことでしょ」



事情を知らない栄介くんは、不思議そうに首を傾げた。




やっぱり‥‥結衣ちゃんのところ行ってたんだ。




「そういうことってなんだよ。雅って、たまに意味不明なこと言うよねぇ」



「あ‥‥それは、あたしも同感!」




「あんたたち2人、泣かされたいの?」



不敵な笑みでそう言った雅は‥‥恐ろしい‥‥。




「「‥‥ごめんなさい‥‥」」