―キーンコーンカーンコーン。 「よし、今日の授業はここまで!全員起立!明日も頑張りましょう。さようなら!!」 今日の授業が終わり、放課後になった。 「一輝~帰ろうよー」 「あ、今日俺バスケやるから!!」 「何それ!んじゃ朔人くん帰ろ?」 「ゴメン一花ちゃん。僕もバスケやるから」 「もう!二人ともバスケって!いいよ、あたし一人で帰る」 あたしは一人で教室を出た。 一人の帰り道って嫌い。 暇だし、虫とか蛇とか出ても誰も助けてくれない。 その時だった。 あたしの隣に黒い車が一台止まった。