私が声に出して祐樹に言った瞬間…



「愛…ありがとう…」


私の目を見て微笑んだあと


祐樹の体が一筋の光に包まれた。


『祐樹!!』



私の腕の中から光とともに


消えてしまった…




1人残された私は、


窓から見える輝く星を見つめながら


静かに涙を流した



end