一方で司馬は
久美子の携帯電話に何度も電話を掛けていたが繋がらなく
こんな事は初めてだったので
司馬は心配になった。



(「まさか…!?」)



そう考えた司馬は車を走らせる。



しばらくすると
ファーストフード店から
久美子の友達が二人で
出て来たのを司馬は見掛けた。



車から降りて
その子達に声を掛ける。



「あんた達、三沢久美子の友達だろ?」



「はい。そうですけど」



「ちょっと彼女の事探してるんだが今どこにいるか知らないか?」



「あの…貴方は」