「俺を忘れられるなら、忘れてみろよ」



『………!?』



「俺はお前の事、忘れないぜ」



久美子は何も考える事が出来ないで車を降りて行った。


司馬は何を考えて久美子にキスをしたのか?全く分からない。



(『どうしてキス?何でなの…分からないよ。これじゃ忘れる事なんて出来ないよ…』)