そんな司馬に西山が声を掛ける。



「そこまでだ。司馬」



「あ、つい本気になってしまいました」



これは年何回か
行われる訓練での一部であった。



『凄い…本物みたい』



「マジにやんなきゃ訓練になんねーよ」



『そうだね』



「俺これ終わった後、オフなんだけど、どっか行かないか?」



『うん』