司馬が丁寧口調を使って
話す相手は
西山規之-ニシヤマノリユキ-



彼は司馬が信頼している先輩で
刑事課強行犯係の課長で
階級は警部補である。



ちなみに司馬は巡査部長で
射撃を得意としてる刑事なのだ。



「もういいですか。書類書きが溜まってるもんで」



「なぁ司馬…まだあの事件で何か引きずってるなら相談に乗るぞ」



「いや、大丈夫です。いつまでも過去にこだわっても仕方ないですしそれじゃ失礼します」



刑事課の自分の席に戻ると
司馬は書類書きに没頭しながらも何かを考えていた。