「俺はお前だけだと言っただろ」
そう言葉にすれば、エレナはたちまち目を細めこちらが切なくなるほどに眉を寄せた。
透き通るような白い肌を伝って落ちる涙はまるでダイヤモンドの様。
「ッ…ふっ……けど…ッ…わたし…もう…」
「エレナ、お前は穢れてなどいない」
頬を伝う涙を拭い、額に、そして涙の残る目元に口づけを落とした。
エレナはまだ純潔のままだ。
本人は穢れていると言うが、キスマーク一つで穢れたとは言わない。
「痕を残された以外は何もされていないんだろ?」
改めて確認すればエレナは頷く。
「ならお前はまだ純潔だ」
そう言ってエレナの瞳を覗きながら、ゆっくりと顔を寄せる。
「シルバ…まって……」
まだ躊躇いがあるのか後ろに逃げを打つエレナ。
逃がすまいとしてエレナの頭を引き寄せ、焦るエレナの唇に口づけを落とした。
するとすぐにエレナから「んっ…」と甘い声が漏れる。

