ドンッ――――
「ッ…!」
起き上がった体は再びベッドに押し倒される。
「往生際が悪いぞ、アークの姫さん。たっぷりと俺たちを楽しませてくれよ」
「あのアークの国王の寵姫だったんだ、かなりの床上手かもしれないね」
そう言いながら男は私の腕を抑え、興奮気味の男は私に馬乗りになった。
身動き一つできず、男たちのなすがままにされる。
ザイードの時もそうだったが、男たちが触れる度に身が強張る。
男たちの声、匂い、肌の感触。
目をぎゅっと閉じればそれら全てをまざまざと感じる。
「やめてっ…ふっ…っく…お願い……」
今からこの男たちの慰み者になるのだと嫌でも思い知らされ、涙が溢れた。
想いが伴わない行為はこんなにも耐えがたいものなのだろうか。
「お願い…だからっ…ひっく…」
無駄だと分かっていても懇願の言葉を繰り返した。
もしこのままこの男たちに汚されたら…
私は本当にアークに帰れるのだろうか。
帰ったとして、シルバにどう顔向けするのだろうか。
今でさえ必要がないと思われているかもしれないのに、純潔を奪われた私をまた必要としてくれるとは思えない。

