白銀の女神 紅の王Ⅱ




しかし――――



『もういい』


言葉の途中でシルバが告げる。





『お前の役目は国の内乱を治めた時点で終わっていた』


シルバが告げた言葉に息もできないくらいの痛みが胸に走った。

目の前が真っ白になる、呼吸が乱れる、息ができない。

これ以上、シルバが口にする言葉を聞きたくない。



しかし、それは叶わなかった。

私の大好きな声でシルバは残酷に告げる。










『エレナ、お前はもう用済みだ』