「今のはお前が悪い」
先に言っておくが…と言って続いたのは余裕のないシルバの声。
え?と思った時はシルバがすぐ近くまで来ていて、揺れる紅の瞳に魅入られていたら…
一瞬で口を塞がれた――――
「んんッ!」
突然の事に瞳を見開く。
余りにもびっくりしてシルバの肩を押すが、びくともしない。
そればかりか抵抗する手を絡めとられ、両の手をベッドに縫いとめられた。
「んっ……ル…バ…」
押しかかる大きな体で身動きできないのと、苦しさで漏れた声。
貪る様に深いところまで絡んでくる舌が私の理性を奪っていく。
だめ……
ぼう…っとし始めた頭の端で思う。
シルバの口づけは私をおかしくするから…
深いところまで繋がった時、電流が流れる様に痺れる体は私から抵抗を無くすの。
押さえつけられ、否応なしに引きずり出された欲をどこにも逃がすことができず、生理的な涙が溢れた。

