無邪気な欲望




「あたしがその気にしてあげるってば。だからいいでしょ~? 雑賀セ~ンパイ?」



――――雑賀先輩!!


そう、そこにいるのは紛れもなくあの問題児な先輩。


昼休みに話をしようと思っていた相手だ。



「ははっ。その気って……。一体何すんの?」



教卓にもたれかかり、乾いた笑い声を上げながら、先輩は挑発的な言葉を投げかける。


彼女はその言葉を待ってましたとばかりに、雑賀先輩に詰め寄った。



「何ってもちろん……」



言いながら、先輩の首に腕を絡め、グッと2人の隙間を埋めて――。



「気持ちいいコ・ト」



艶めいた視線を送り、雑賀先輩の体に自らの体を押し付けるよにして抱き付く。


そんな彼女の行動に対し、何か反応するワケでもなく、先輩はただされるがままになっていた。