無邪気な欲望




「ダ~メ。今日はそんな気分じゃないの」



もう一人。今度は男の子の声が聞こえて来た。


しかもこの声。


聞いた事があるような……。


私は思わず隠れていた机から顔を出し、話をしている2人の姿を確認した。



「!!」



う、うそっ!?


まさかこんな偶然ってあるの?


私は思わずその2人に目が釘付けになってしまった。


というか、正確には男子生徒の方に。


だって、その問題の男子生徒は……。