そんなある日、一番仲が良かった綾乃、真里、佳奈と4人で いつものように、1つの机に集まって話していた。 「いいよね~、怜は~。」 「なんで~?」 綾乃は急に顔を赤くして、クラスの人気者の田中翔の方をチラ見して、話し始めた。 「だって、怜は翔君とも仲いいじゃ~ん。」 「そうかな~・・・。」 そう、当時の綾乃はクラスの人気者と共にモテ男でもあった翔のことが好きだったんだ。