「ただいま…」 時刻は7時を回り、いそいそと玄関の扉を開ける。 「お帰りなさい、マキちゃん」 そこにはいつもと変わらないお義母さんの姿。 「ん、部屋…いるね?」 「ご飯は?」 「…今は、いらないやっ」 会話を済ませ、自分の部屋に急ぐ。 部屋に入ると、カバンを置いてベッドに横たわる。 そして、携帯を取り出した。 …和也に連絡しないとっ 電話帳から"和也"の名前を引き出し、ピッとボタンを押した。 『もしもし?』 「和也?…連絡遅くなってごめんね」