「や…まずくはないですけど、何か言ってました?」 「んや、特には…」 「そうですか…」 窓を見る。 変わり行く景色の中にポツポツと小さな灯り。 今日、色んなことがありすぎた。 いきなりの父との再会に、初めて見た弟。 そして、謎な弟の年齢。 頭がついていかない。 そして、少し疲れた。 今朝まで笑っていたのに。 その笑顔でさえも疲れた。 窓の景色を見ながら、いつの間にか眠りについていた。