天神学園高等部の奇怪な面々Ⅱ

そろそろ昼休みも終わる。

自分の教室に戻ろうとした龍太郎達は。

「!」

廊下で穹とバッタリ出くわす。

…強張った表情の龍太郎と天眞。

ケロッとしているのは迦楼羅くらいのものか。

「その顔だと、僕の素性はもうご存知のようですね」

穹の口端がつり上がる。

「ああ、俺が洗いざらい話した」

教室の中から出てくる遥。

「皇帝、感謝いたします。僕自ら説明する手間が省けたというものです」

そう言って彼は両手をズボンのポケットに突っ込む。

「まぁ僕に接する時は、態度に気をつける事です。皆さんのような庶民など、その気になれば一捻りですから」