天神学園高等部の奇怪な面々Ⅱ

「それで…珍しいですね、お三人が揃って3年生の教室に訪ねてくるとは」

「うむ、実はの…」

迦楼羅が先程穹から聞いたばかりの話をラエクスに伝える。

「ラエクス、お主は軍のロボットじゃろう?何か知っておるかと思ってな」

「ロボットではありません」

相変わらず強情に言い張った上で。

「…穹に対する軍のペナルティがないのは事実です。本来ならば一般人が軍の機密に触れる事は罪であり、ハッキングは違法行為なのですが、軍から『文野 穹の一連の行為に関しては不問』と自分に直接連絡がありました」

「何でよ!おかしいじゃん!」

天眞が机を強く叩く。

意外と気が短い。

「だってそうでしょ?悪い事しても罰がないなんて特別扱いって事でしょ?何で穹先輩だけ!」

確かに、如何に天才といえど違法は違法。

それが許されるのはどこか釈然としない。