天神学園高等部の奇怪な面々Ⅱ

「ところで」

龍太郎が更に天眞に問いかける。

「さっきお前…あんたは『普通の』人間なんだからって俺に言ったけど…玖宮も迦楼羅みたいに特別な力を持ってんのか?」

「……!」

そんな事を訊かれて、天眞の表情が強張る。

「お、図星か?」

強い相手には興味をそそられる。

龍太郎は嬉々として天眞に話しかけた。

「剣道の他に何かすげぇ力持ってんだな?なぁ教えてくれよ。どんな力だ?迦楼羅みたいに神通力みたいなの使えるのか?強ぇえんだろ?お前も」

ズゲズゲと、遠慮もなく問い詰める龍太郎に。

「うるっさいっっっっっ!」

大きな声で怒鳴り散らして、天眞は廊下を走っていってしまった。

…キョトンとする龍太郎。

「アイツ何で怒ってんだ?」

「デリカシーないのぅ、龍太郎…」

迦楼羅が残念な人を見るような目をして溜息をついた。