天神学園高等部の奇怪な面々Ⅱ

「っっっ…!」

熱風が吹きつけたような気がした。

灼熱の風が龍太郎に吹きつけ、肌を焦がしたかのような感覚。

夕暮れに染まる教室の入り口に立つ迦楼羅。

彼女からその熱風を体感したのだ。

「下郎…戯言でもそのような事を口にするなよ…?」

元々少々尊大な口調で話す迦楼羅。

その彼女の口調が、今は更に威圧感を感じさせるような声色に変わっていた。

何よりその眼。

只でさえ衆目の目を引く金色の瞳が、今は神々しいとも言える光を放っていた。

夕陽の反射などでは決してない。

迦楼羅の瞳そのものが、発光していた。