天神学園高等部の奇怪な面々Ⅱ

「神通力を一気に叩き込んで、『オーラにあてられた』状態から毒気を抜いておいた…といった感じかの。半日もすれば目を覚ますじゃろ」

事も無げに言ってのける少女。

やはりこの学園において、彼女…アスラ・メイデンは別格の実力者といえた。

…危機を救われた。

その事に。

「あぅっ…あのっ…」

いつも不遜とも言える態度を見せる迦楼羅がうろたえる。

「そのっ、お手を煩わせてしまって…申し訳ありませぬ、『母上』」

「は、母上!?」

天眞が素っ頓狂な声を上げた。