天神学園高等部の奇怪な面々Ⅱ

神通力には神通力。

しかも神通力ならば迦楼羅の方が本家だ。

負ける筈がない。

一瞬にして守りを失って丸裸同然にされた龍太郎に。

「公言通りのお灸じゃ」

迦楼羅の鋭い肘打ちが直撃!

今度は龍太郎の体がくの字になる番だった。

「少しは堪えたかの?」

腰に手を当て、せせら笑う迦楼羅。

しかし。

「っ!…迦楼羅!逃げて!」

天眞が叫ぶ!

その言葉を言い終わらないうちに…。

「うぐっ!?」

立ち上がった龍太郎の肩からの当身が炸裂!

中学生と見間違わんばかりの小柄な迦楼羅は、その一撃で大きく跳ね飛ばされて地面に叩きつけられる!

「お、おのれ…」

強かに背中を打ちつけた。

その苦痛に顔を歪めながら、迦楼羅は身を起こす。

「頑丈さは…暴走したせいで増しておるわ…!」