天眞は失念していた。
障壁。
ラエクスの狙撃すら防ぎきった不可視の壁を龍太郎は持っているのだ。
木刀の一撃などが通じる筈もない。
ましてや過去の勝負を思い出せば分かる。
天候を操る力によって勝ちは拾ったものの、天眞は接近戦においては龍太郎に苦戦を強いられていた。
単純な格闘技術では、龍太郎の方に分があるのだ。
迂闊に距離を詰めた分、今は龍太郎の間合い。
地面を踏み砕くほどの踏み込みと共に。
「かはっ!」
龍太郎の掌打が天眞の腹に炸裂!
天眞の体がくの字に折れ、その場に崩れるようにへたり込む。
普段の龍太郎ならば、そこで手を止めていただろう。
倒れた相手に加撃するほど非情ではない。
だが今の彼は暴走した状態。
己に盾突く者には、絶命するまで攻撃をやめない!
跪いた天眞の頭に踵落としを見舞おうとして。
「やめんか!馬鹿者が!」
迦楼羅の放つ熱風によって吹き飛ばされた。
障壁。
ラエクスの狙撃すら防ぎきった不可視の壁を龍太郎は持っているのだ。
木刀の一撃などが通じる筈もない。
ましてや過去の勝負を思い出せば分かる。
天候を操る力によって勝ちは拾ったものの、天眞は接近戦においては龍太郎に苦戦を強いられていた。
単純な格闘技術では、龍太郎の方に分があるのだ。
迂闊に距離を詰めた分、今は龍太郎の間合い。
地面を踏み砕くほどの踏み込みと共に。
「かはっ!」
龍太郎の掌打が天眞の腹に炸裂!
天眞の体がくの字に折れ、その場に崩れるようにへたり込む。
普段の龍太郎ならば、そこで手を止めていただろう。
倒れた相手に加撃するほど非情ではない。
だが今の彼は暴走した状態。
己に盾突く者には、絶命するまで攻撃をやめない!
跪いた天眞の頭に踵落としを見舞おうとして。
「やめんか!馬鹿者が!」
迦楼羅の放つ熱風によって吹き飛ばされた。


