京都マーブル・ラブストーリー


夏服のせいか薄いシャツだけで密着していると彼の体温が直接こっちに伝わってくるようだ。

まるでお互い服着てないみたいに。


どうしよう。
そう思っただけでアタシのどきどきが大きくなる。


「ほら、抵抗せえへんやん?
それでも悪いこと?」

彼は笑いながらアタシを見つめる。


抵抗するとかしないとかそんなんじゃない。


どうしてだか自分をなくしそうになって、
無防備に、
動けなくなる。


だから!

止めて。

止めろ。

止めて下さい。

近い。

近いから!

心臓に悪い。