「ごめん、 飴ちゃんやったらもう持ってへんねん…」 「え?」 「そやからさっきのが最後の1個で…」 彼は少し不思議そうな顔をしてそれから大きな声で笑った。 「あははっ…。 ちゃうねんけどなあー。 ええわ、早よ行こ?」 アタシはその彼の言葉の意味がよくわからないまま戸惑いながらも彼の差した傘に入る。