アタシは返そうと思ってカバンに入れていた鷹峯くんの傘をカバンから取り出す。 「コレ…」 「俺の傘? ええのん、持ってるやん?」 そしてアタシから傘を取って開く。 「おいで?行こ?」 彼は一歩進んで振り返りアタシに手を差し出す。 なに? その手? キャンディまだ欲しいの? でももうあれが最後だったから持ってないし。