そっか。 だからか…。 アタシはぼんやりと彼の膝の上に乗っている自分のカバンについているうさぎを見つめる。 「…あっ、あのごめん! カバン…」 アタシは慌ててカバンを自分のほうへと引き寄せる。 「かまへんよ」 そう言って彼は笑う。 それにしても緊張する。 「サナはなんで?いっつもこのバスとちゃうやろ?」 う…。 なんとなくリノのお使いでお守り買いに行くなんて言い辛いな。