「サナ…」 アタシのやりきれない表情を見てリノがアタシの肩に手を置く。 泣きそうになりうつむくアタシ。 そして彼女はアタシの顔を覗き込むようにして言った。 「なあ、サナ? やっぱりちゃんと鷹峯くんと話したほうがええんちゃうの?」 「でも…」 「とりあえず電話してみるとか…」 リノにそう言われアタシはスカートのポケットから携帯を取り出してみる。