「いつも楽しそうにカイトは小栗栖さんの話をするから。 アタシにも彼女を紹介してって言ってあの日、学校に行かせてもらったんですけど…」 ああそっか。 だから、彼、 嬉しそうにしてたんだ。 なんかもうアタシ彼に嫌な思いさせてばっかり…だ。 自分のこと棚に上げて傷つきたくないからと逃げて。 そして逃げた分、 十分アタシは彼を傷つけている。 手を伸ばせば幸せはすぐそこにあったのに。 アホナサナ。