「もう6時過ぎてるって! 帰ってると思うしっ!」 アタシのそんな言葉に彼女は振り向くこともしない。 ちょっと待って! もし鷹峯くんが教室にまだいたら…。 本当にもう、いいのに。 もう。 そんなことしたらかえって鷹峯くんに迷惑かけてしまう。 そう思ってアタシは彼女を止めようと慌てて同じように資料室を飛び出す。