「これでもセーブしてんねんで? この俺がこんななるって今までなかったしな」 彼はアタシのほうをじっと見つめながら言う。 アタシはどきどきしすぎて思わず目を逸らす。 「それにこないだもそうやったけどキスすらできへんねんから。 サナには手も足もよう出さへんねんで?」 え? セーブ? でもアタシは鷹峯くんの言動にいつも死にそうになるくらいに余裕がなくなるんだから。 「ホントは今すぐにでも押し倒したい」 なっ…何言ってんのよ! この人。 その言葉にアタシは真っ赤になる。