京都マーブル・ラブストーリー


あ、もしかして誤解された?

アタシ、平野くんと一緒にいたから?
違うのに。


「バイバイ」

平野くんはそう言って小さくアタシに手を振った。





なにも言わない。

どうしよう。
なにか言ったほうがいいかな。

でも鷹峯くんだって今さっきまで彼女と一緒にいたじゃないの。

アタシはそっと彼の様子を伺う。