京都マーブル・ラブストーリー


「ごめん、ごめん」

平野くんは笑って答える。


「サナ、行こ?」

そう言って鷹峯くんはいきなりアタシの腕を引っ張る。


「あ…アタシ本屋に用事が…!」


「そんなん明日でかまへん!」

引きずられるようになるアタシに平野くんは苦笑する。


「ちょっと…
ホラ、平野くんが…」


「ええねん、アレは」

なんなの、その不機嫌。