どきどきしてることを知られたくなくてどうにか 必死に、 冷静に、 答えたつもり…なんだけど。 でもやっぱり自分の表情は隠しきれなくてきっと今のアタシの気持ち、 彼に伝わってしまっているだろう。 「あっち行ってみるか?」 鷹峯くんは指差す。 「あ…うん…」 そんなに広くない神社なのにたくさんの人のせいで一瞬でも彼が見えなくなると途端に不安になる。 アタシははぐれないように必死になって彼についていく。