「二寧坂でこけたら2年以内、 三寧坂でこけたら3年以内に死ぬ。 そやしこないだ俺はサナを助けたから命の恩人」 そ…そんな言い伝えだったの。 もっとロマンチックなものだと思ってたけど全く違うんだ。 いつの間にどこでどう脳内変換されてたんだ? 「何やねん、その顔。 助けられたんが気に入らんかったんか?」 そして彼は笑ってアタシに手を差し伸べる。 「手、つなご?」 その笑顔、 アタシに向けないで。 お願いだから。