京都マーブル・ラブストーリー


人のこと聞いといてそんなのって失礼じゃないの。

「はいはい、
ほな、行こか?」

そう言って先に歩き出す。

「はいはいってそんな反応することあらへんやんか?」


「ほんじゃなんて言ってほしい?
俺とのときも階段からこけそうになってサナはいつも階段から落ちてばっかやな?とでも言って欲しいんか?」


違うもん。

「もう、いい…」

彼は笑う。

広い背中を揺らして。