「あのっ!」
塾が終わり、私は先生を追いかけた。
いいもん、もう…好きなことバレてるし、振られてるし、
当たって砕けろ!私!!
心でそう呟きながら先生の背後から声をかけた。
先生はその小さなケータイをいじっていた。
「ん??」
「……え…っと。その……メアド交換していただけますか?」
言っちゃった…。
どうにでもなれ……。
「えっ?」
「…だから……その…メアド、交換していただけますか?」
理由はいわなかった。
言える分けない。
ただ先生とのつながりがほしかったんです。とはいえなかった。
「あっ、赤外線でもいい?」
予想外の答え。
「はい、もちろんです。」
お互いのケータイを近づけて、
一瞬で終ったメアドの交換。
ケータイに表示される、
”多田翔太”を登録しますか?
あぁ……嬉しすぎてにやけがとまらないよ…。
「ありがとうございます!」
「いえいえ、」
塾が終わり、私は先生を追いかけた。
いいもん、もう…好きなことバレてるし、振られてるし、
当たって砕けろ!私!!
心でそう呟きながら先生の背後から声をかけた。
先生はその小さなケータイをいじっていた。
「ん??」
「……え…っと。その……メアド交換していただけますか?」
言っちゃった…。
どうにでもなれ……。
「えっ?」
「…だから……その…メアド、交換していただけますか?」
理由はいわなかった。
言える分けない。
ただ先生とのつながりがほしかったんです。とはいえなかった。
「あっ、赤外線でもいい?」
予想外の答え。
「はい、もちろんです。」
お互いのケータイを近づけて、
一瞬で終ったメアドの交換。
ケータイに表示される、
”多田翔太”を登録しますか?
あぁ……嬉しすぎてにやけがとまらないよ…。
「ありがとうございます!」
「いえいえ、」