私は佐々木 愛華。

人よりちょっと?地味子だけど、キラキラした

恋に憧れる乙女です!

そんな私は今日から高校1年生です。

あの可愛い制服が着たくて死ぬ気で勉強をしました!

「今までのメガネにおさげでロングスカートのイメージは

 捨てて、可愛くなるぞー!!
 
 まずは髪の毛を巻いて・・・・・。」

「似合わなぁぁぁぁぁぁい!!!!」

はぁ・・・。やっぱり私は似合わないなぁ・・・・





「愛華ぁ~!おはよ!!やっぱ百合学園の制服は

 カワイイよね・・・って・・・・なにその格好!!!」

「えへへ。やっぱあたしにはこれがシックリするから」

「えぇ~!絶対おしゃれすれば愛華はかわいくなるのになぁ・・・」

この子は中学校でできた私の親友江角 絢。

絢は私がイジメられてたときにいつも守ってくれていた。

どんな物よりも大切な心友です♪

「絢髪染めたの??かわいいね。」

「うん!あたしにはやっぱりこの色でしょ!!」

「うん!超似合ってるよ。  てか勇二君は??」

「あぁ。なんか幼なじみの悠って人と一緒に来るらしいよ」

「へぇ・・・・。」

勇二君というのは私達の同級生で、絢の彼氏。

すごくかっこよくて絢と一緒にいるとまさに「美男美女」

ってかんじかな・・・・。私にもあんな彼氏がいたらなぁ・・・。




―このとき私はまだ知らなかった。これから始まる大恋愛に。