「失望した」




そう冷たく言うとノディアは荒くでていった。




「・・・・」




失望した・・・・・。




当たり前だよ・・・ね・・・。




ぼたぼた涙がとまらない。




「・・・・っ・・・っ・・・・」




なんてことを私はしたんだろう。




後悔しか残らなかった。




・・・
・・





それからノディアはユアに近寄らなくなった。




常にミローネが近くにいた。




周りの神官たちからも評判がいい。




「ユア様、本日は宴にございます。お支度を。」




アロが言った。




「・・・うん」




ノディア様はミローネ様と行くんだろうな・・・・。