【Side‥冬夜】 そろそろ終わった頃か…… 時計に視線を遣る度に考えるのは、やっぱり柚葉の事ばかり…。 7時を過ぎた今は、ちょうど彼女のバイトが終わった頃だろう。 いつもなら、柚葉が来る時間に合わせてクーラーを入れたり、二人分の朝食の支度をしておいたりする。 だけど… 今日はそんな事をする必要が無いせいで、ずっと暇を持て余していた。 柚葉に合わせるように俺の生活も昼夜が逆転してしまっていて、彼女と同じ時間に起きてから一睡もしていない。 それでも、眠気を感じる事は無かった――…。