クスクスと笑う声。 その声を発しているのは、紛れもなく藍川だ。 「何、言ってる? 俺に彼女なんて、いないんだけど。」 え? 彼女がいないって? 『だけど、 体育館裏で……。』 「もしかして、 告白現場見てた?」 はい。見てました。 なんて 事実だけど言えっこない 他人の告白現場見るとか 知られても 良いことないからね 「……無言って、 肯定にとらえるけど。」