「皆さん、何のお話?私も混ぜてきださいな?」

凛として、艶やかだがどこか優しげな声がした

「あのね?いつも大切に呼んでくれる子達がねお互い好き?みたいなんだ」

さっきまで落書きだの何だと煩かった声は甘えた声になっていた

「あの子達に幸福になってほしいの」

「私達を大切にしてくれた子だもんね」

「「「そうよ」」」

沢山の声が夜中の図書館に響く

「分かりました、私も気にはなっていましたから、皆さんも協力してね?」

「わかった」

そして二人が上手く付き合う事になったのは、