「3人とも気づくの遅い!」 私が軽く笑うと珠樹が髪をもしゃもしゃにした 「悠太見ろよ、ボサきのこだぞ!」 珠樹と悠太は大笑いしている、私を見る度に笑う。 「もー、ボサきのこって何かやだなー!」 よく見ると隆幸は珠樹の発言には反応しない。 そして、話すこともあまりない。 「珠樹、軽音部で彼氏、彼女いる人っていないの?」 珠樹は夢雨を指さし笑った 「ブスな女に捕まってやんの!」 そして、いつものように大笑いして悠太の元に行った