土曜日の昼下がり 昨夜、あたしの部屋に泊まった孝太といえば…… テレビゲームに夢中。 はぁ いつから、こんな風になってしまったのだろう。 「ご飯出来たよ。ね、途中で止めれないの?」 「あ~ごめん、ちょっとキリがいいところまで。 そうだ、カナ、ピーマン抜いてくれた?」 孝太は背中を向けたまま。