そして次の日の朝あたしはキッチンで3人分の朝食を作る。



大和はまだ寝てる。



「花ぁ…。水…。」

「姉ちゃんおはよ!!二日酔い?」

「頭痛い~!!」

「あんなに飲むからだよぉ!!」

「流石に飲み過ぎたわ…。」

「あはは!!」

「花、大和君っていい男だね。」

「何で?」

「昨日あんたがお風呂に入ってる時に言ってたよ『俺は花と真剣につきあってます。だからお姉さんにも認めてもらいたい』って。」

「うそぉ…。」



昨日は何も言ってなかったじゃん…。



大和~…。




「マジ。それも急に改まって言われちゃうし!!しかも今のはほんの一部ね。」

「大和、そんな事言ってたんだ…」

「あんたも大和君の事大切にしなよ!!」

「うん…。姉ちゃん、認めてくれてありがとね?」

「それよりご飯まだ?」

「今運ぶから座っててよ!!」



姉ちゃんの優しさが身にしみて解った。



あたしを信じてくれてる事も。



姉ちゃん大好き!!