あなたは先生。あたしは生徒。

数時間後姉ちゃんはビール片手にソファで寝てしまった。



あたしは姉ちゃんの手からビールをとり布団をかけて大和と部屋へ戻る。



「いい姉ちゃんだな。」

「うん。って大和酔ってないの？」

「酔ってるよ？花、こっち来て。」



あたしは大和の隣に腰を下ろした。



なんか疲れたよ…。



「反対されるかと思った～。」

「あたしもー…。」



大和があたしの頭を撫でながら優しい目をしてこっちを見つめてる。



照れる…。



「俺、お前の親に挨拶に行くわ。」

「えっ？」

「俺はお前と真剣に付き合ってんだよ。だからお前の親に反対されたって、認めてもらうまで頑張るから。」

「大和…。」

「お前はイヤ？」

「イヤじゃない…」

「大丈夫だ。俺は何があってもお前から離れてったりしねぇから。」

「うん。」

「花、好きだよ。」

「あたしも好き…。」



大和が大好き…。